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【プレスリリース】株式会社日本データ取引所は、運営するデータマーケットプレイス「JDEX®️」を介して、シャープ株式会社のAIoT家電ログデータの異業種への導入展開を支援。
〜日本全国で使用されるAIoT家電の操作履歴・センサー情報に関するダミーデータ〜
株式会社日本データ取引所(本社:東京都渋谷区、代表取締役:森田直一、以下当社)が企画・運営するデータマーケットプレイス「JDEX®︎」を介して、国内大手電機メーカー・シャープ株式会社(本社:大阪府堺市、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO :呉柏勲、以下シャープ)のAIoT家電ログデータに関する異業種への導入展開の支援を開始いたしました。日本の暮らしの実態を読み取れるデータの活用により、新規事業の創出やビジネスの加速が期待されます。
シャープが保有する異業種へ導入予定のデータの概要
■家電製品の使用状況やセンサーの情報
シャープ製AIoT(※)家電のクラウドログデータで、個人が特定できない形式に加工されています。 家電製品の操作履歴(選択したメニュー、運転モード等)や家電製品のセンサー情報(温湿度、ニオイ、ほこり等)などがわかります。 エアコン、空気清浄機、冷蔵庫、洗濯機、ヘルシオ、ホットクックのログデータが含まれています。
※ 「AIoT」は、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)を組み合わせ、あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、人に寄り添う存在に変えていくビジョンです。「AIoT」はシャープ株式会社の登録商標です。
こちらのAIoT家電ログデータについては、データマーケットプレイス「JDEX」内にてダミーデータがご覧いただけます。
JDEXを介したAIoT家電ログデータの異業種への導入展開に至る背景
データ共有による他社との協業を通じて自社製品ユーザーに役立つサービスを共同開発してきたシャープでは、より幅広い業種・領域でのさらなる価値創造を目指しています。そうした背景から、自社データの可能性を共に開拓するパートナーを更に探索すべく、よりスムーズで信頼性の高い方法を模索されていた中、当社が運営するデータマーケットプレイス「JDEX」の活用により異業種への導入展開を目指すに至りました。
幅広い協業の可能性を探る取り組みの一環として、会員登録前でもデータの概要を閲覧できるJDEXのシステムを活かし、データの紹介ページのURLからQRコードを作成した上で、来る10月18日より開催される「CEATEC 2022」でも展示いたします。
■「JDEX」が選定された理由
多彩な業種・組織の会員が登録しており、垣根を超えた協業の可能性が広がること
アクセス解析など、自社のデータに高い関心を持つ層の探索に役立つ機能を利用できること
会員限定のサービスでセキュリティが万全であり、貴重なデータの連携に適していること
事例創出に向けて細やかな個別サポートが受けられること
詳細はこちらをご覧ください。→ プレスリリース(PDF)