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パーソナルデータサービス

あなたのパーソナルデータを取り巻く環境

高度に情報化された現代社会では、あなたが日々の生活のなかで生み出すデータを、様々な事業者が取得し、加工し、分析し、共有し、活用しています。ひとたび漏洩事故が起きると大きな社会問題となりますが、データ活用の技術は急速に進歩していますから、企業や行政組織、大学などで実際にどのようにデータが活用されているのか、十分に理解できている方は多くないでしょう。

心ある事業者は、もちろん自社のデータを厳密に管理し、適切に取り扱っています。しかし過去には、少なくない事業者が、本人同意の取得が分かりにくかったり、望まれる説明が不足していたり、悪意ある攻撃に対して不用意だったことで、世間に漠然とした不安、不満、怒りを感じさせる事件・事故を起こした例もあります。
多くの事業者が日々、頭を悩ませています。あなたが日々の暮らしのなかで作り出したデータを、あなたにとって分かりやすく、便利で、嬉しい方法で使用できないか。その反対にあなたは、自分にとって確かな安心・安全を実感できないままでは、事業者へのデータ提供はおろか、その事業者のサービスの利用でさえ躊躇してしまうと感じているかもしれません。

パーソナルデータとは

膨大な規則や難しい技術、複雑なサービス体系があり、生活者個々人にとっては、理解するだけでも手間がかかります。もちろん、個人情報保護法第2条第1項の規定によれば、「個人情報(Personal Information)」とは「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)」です。

このため日本国内では、スマートフォンで記録される位置情報、コンビニやカフェ、ネット通販などの購買履歴、個人の行動や状態に関する情報は、個人を特定・識別するおそれのないデータに加工し、一定の規定を遵守すれば、「匿名加工情報(Anonymously Processed Information)」として活用できると期待されています。

しかし一方で、海外に目を向けると、EUでは「Personal Data」を「識別された又は識別され得る自然人に関するあらゆる情報」だと定めます。「自然人」とは日本の関連法でいう「個人」に近いもので、「特に、氏名、識別番号、位置データ、オンライン識別子のような識別子、又は当該自然人に関する物理的、生理的、遺伝子的、精神的、経済的、文化的若しくは社会的アイデンティティに特有な一つ若しくは複数の要素を参照することによって、直接的に又は間接的に、識別され得る者」であるとしています(JIPDEC「EU一般データ保護規則(仮日本語訳)」より引用)。

また米国では「Personal Data」を、「対象事業者の管理下にあるあらゆるデータであって、公衆が合法に利用可能とはなっておらず、特定の個人や、個人が日常的に使用するか関連付けられた端末に対して、その対象事業者によってリンクされているか、実務上リンクすることが可能なものを指す」と定めます(米国消費者プライバシー権利章典を試訳)。

そして実は、日本でも「個人データ(Personal Data)」を「個人情報データベース等を構成する個人情報をいう」と定めていて、その英訳をみてみると、「生存する個人に関する情報」とは「音声や動作、又はその他の方法で文書、図画、電磁的記録(電子的、磁気的、又は人間の感覚では認識できないその他の形態を意味する)に保管、記録又は表現された名前や生年月日、その他の記述等(個人識別符号を除く、あらゆる又はすべての事項を意味する)を含む」と説明されています(個人情報保護委員会の英文試訳を再試訳)。

つまり、条件付きではありながら、どの国でも「あらゆる情報(EU)」「あらゆるデータ(米国)」「(あらゆる又はすべての事項を意味する)記述等(日本)」が「Personal Data」でありうると宣言しているのです。言い換えれば、「Personal Data」の定義は、各国の事業者と個人がその関係ごとに、時と場所と様態によって、お互いに理解を深めながら決めなければなりません。

J-DEXが提供するサービスは?

このように「パーソナルデータ(個人に関する情報)」という語の定義は非常にあいまいです。だからこそ私たちは、パーソナルデータとは、個々人が自分自身のために、自由に探し集め、管理でき、使い道を決められるデータであるべきだと考えます。

そう、これからは、あなたが自分で自分のデータの使用法を決める時代です。もちろん現実には、自分に関するデータはあちこちに分散しています。例えば、日常生活のなかで会員登録しているサービス、利用しているアプリケーション、所有している機器、操作しているスマートフォン。知らないうちに、それらに貯まっているデータもあります。何の苦労もせずに、たった一人ですべてのデータを管理しきれるはずがありません。

J-DEXは、あなたのデータをあなたが使う手段を、他でもなく、あなたに提供したいと考えています。あなたのデータの把握、収集、管理、制御、売買などを、あなた自身がこれまでよりも簡単に、分かりやすく出来るようにするためです。

私たちは、あなたが自分のデータの使用法を自由に決めることを支援する、中立性、信頼性、透明性のあるサービスの提供を目指しています。あなたの意志と権利を尊重しながら、広くデータの利活用を促進することで、社会課題の解決に貢献する企業でありたいと願っています。